乳がんが増加しているとよく聞きますが、本当ですか?
日本での乳がん罹患は年々増加しており、女性のがんの中で第1位の罹患率です。
どのような人が乳がんになりやすいのですか?
具体的に乳がんの発生のリスクが高いのはどのような人ですか?
(2) 11歳以下で初潮があった人、閉経が55歳以上の人 (月経のある期間が長い人)
(3) 未婚の人、結婚していても未産の人
(4) 35歳以上で初産を経験した人
(5) 肥満の人(特に閉経後)
(6) 血族者に乳がんになった人がいる人
なぜ肥満の人が乳がんになりやすいのですか?
乳がんは女性ホルモンが関係しています。
閉経後も体内に蓄積された脂肪は女性ホルモンを産生する働きをします。
肥満の女性はやせた女性に比べて閉経前は約3倍、閉経後は実に12倍乳がんになる危険性が高いと言われています。
乳がんはしこりができると聞きますが、どのようなしこりですか?
乳がんのしこりは、硬く、表面がでこぼこしていて動きにくいのが特徴です。
痛みがあるしこりは乳がんですか?
痛みがあるしこりのほとんどは乳腺症です。
乳がんは痛みを伴うことは少ないですが、大きくなってくると痛みを感じることもあります。
乳がんは見た目ですぐにわかるものですか?
乳がんはどの部分にできやすいですか?
統計上もっとも多く見られる部位は乳房の外側の上部ですが、乳房内のどこからでも発生する可能性はあります。
乳がんにならないためにはどうすればいいですか?
ただし完全に乳がんを防ぐ方法というのはありませんので、早期発見、早期治療が大切です。
自己検診とは、どうすればよいですか?
入浴時などに、親指以外の4本の指の腹を使い、乳房全体に滑らせるように触れていきます。
鏡の前で胸をすくめたり、反らせたりして乳房の変形や陥凹を見つけます。
生理のある方は生理開始10日目ごろの腫れや痛みのない時期に、
閉経後の方は毎月何日と日を決めて行うとよいでしょう。
乳腺症とはどのようなものですか?
乳腺症とは、性ホルモンの不均等によって起こり、その多くは月経と共に軽減する周期的な痛みを伴います。
一部の乳腺症に乳がん発生リスクが高いことがあります。
乳がん検診とは、どのようなことをするのですか?
乳房の自己検診でしこりがあったのですが、病院にいくと診察はどの ような流れで行われるのですか?
はじめに医師による問診と触診を行い、しこりの位置と大きさ、硬さなどを確認します。
その後マンモグラフィと超音波検査による画像診断を行います。また必要に応じて細胞診やマンモトーム生検を行い、より詳しく調べる場合もあります。
マンモグラフィとはどのような検査ですか?
細胞診とはどのような検査ですか?
マンモトーム生検とはどのような検査ですか?
先端に開口部があるやや太い針で病変を吸引しながら削り取り、顕微鏡で調べる検査法です。 マンモグラフィや超音波で病変の位置を確認しながら充分な量の組織を採取できるため、正診率(良性・悪性を正しく診断する率)が高く、触ってもわからないしこりの診断も可能です。所要時間は30分から1時間程度です。
細胞診や生検はがんを広げることにはならないですか?
細胞診や生検の影響はほとんどありません。









